当社では、2022年から使用済み太陽光パネルからの有用資源回収と重金属等の適正処理事業を推進しており、これまでは主に秋田県で事業を展開していました。この度、エコシステム岡山(岡山県岡山市)に破砕・選別機を導入し、2026年8月1日より使用済み太陽光パネル由来のセル・EVAシートの受入および製錬原料化処理を岡山県でも開始しました。
これにより、廃太陽光パネルリサイクルの処理拠点・メニューを拡充しました。
エコシステム岡山では、2024年11月より使用済み太陽光パネルの受入および前処理を行い、エコシステム花岡(秋田県大館市)での製錬原料化処理を実施してきました。
今回の破砕・選別設備導入により、ガラスおよびアルミフレームを除去したセル・EVAシートを受け入れ、有価金属を効率的に濃縮した製錬原料を製造するまでの一貫処理が可能となりました。
これにより、エコシステム花岡と同等のリサイクル処理体制を岡山地区でも提供できるようになります。
エコシステム岡山の使用済み太陽光パネル処理設備
また、従来は処理委託契約による受入が中心でしたが、製錬原料化が可能となったことにより、セル・EVAシートについて有価物としての集荷にも対応できるようになりました。
お客様にとっても資源価値を活かしたリサイクルの選択肢が広がります。
DOWAグループは、使用済太陽光パネルに含まれる銀や銅などの有価金属を資源として回収するほか、リユース事業も展開しています。
今後も太陽光パネルの大量排出が見込まれる2030年代を見据え、全国的なリサイクルネットワークの拡充を進め、循環型社会の実現に貢献します。