DOWAエコシステム

地下水汚染対策

Groundwater

汚染の状況と施工条件に応じ、最適な対策をご提案します。

地下水汚染対策の図解

地下水汚染対策の目的

地下水汚染対策

地下水は重要な淡水資源であり、生活用水や工業用水に広く利用されています。

そのため、河川や湖沼などの公共用水域と同様に水質基準が定められ、汚染の未然防止義務なども規定があります。土壌に浸透した有害物質は、その量と性質により、地下に深く浸透して地下水汚染を引き起こす場合があります。

汚染された地下水を飲用する可能性があって人の健康への影響が懸念される場合や、敷地外にも地下水汚染がおよぶ懸念がある場合などには、土壌だけでなく地下水の浄化や拡散防止のための対策が必要になります。

代表的な方法

地下水汚染対策には、その原因となっている土壌汚染を取り除くことがまず重要です。

それに加えて、地下水に広がってしまった汚染に対しての代表的な対策方法には、以下があります。

透過反応壁

地下水汚染の下流側となる帯水層に、有害物質を分解・安定化する効果がある浄化用鉄粉を混合した透過性の反応壁(※PRB: Permeable Reactive Barrier)をつくり、地下水が自然な流動でその反応壁を通過する中で、浄化反応を起こす方法です。

反応壁の効果は長期継続するため、反応壁施工後の維持管理は地下水モニタリングのみとなる点が、大きなメリットです。

※塩素系有機化合物で汚染された地下水を酸素欠乏状態で鉄粉等の金属体と接触させて浄化する技術(特許第3079109号)は、Environmental Technologies Inc.社の技術で、DOWAエコシステム株式会社と栗田工業株式会社が日本における独占実施権を有しています。

薬剤注入

揮発性有機化合物や油類による地下水汚染に対し、薬剤を汚染範囲に注入することで、酸化分解による浄化反応を原位置で起こす方法です。

施工が比較的小型の重機で実施でき、地上での水処理が不要な点が、メリットです。

実施に当たっては、注入井戸の配置や深度、注入量・速度など、適切な設計と効果確認が重要になります。

揚水

汚染された地下水をくみ上げて回収し、地上で水処理を行う方法です。

汚染物質の種類を問わず、拡散防止対策として汎用的に行われています。

実施に当たっては、揚水井戸の配置や深度、最適揚水量のシミュレーションなど、適切な設計と効果確認が重要になります。

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