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2025年07月03日
エコシステム山陽が新設備(FH設備)を導入しました
エコシステム山陽株式会社(岡山県美咲町)は、多様な廃棄物をより安全に処理するため、新たなドラム缶破砕設備(FH設備)の稼働を開始しました。
このFH(Flammable & Hazardous)設備は、ドラム缶の状態で受け入れた廃棄物を窒素雰囲気下で自動的に破砕、混練し、焼却炉へ投入することができる設備です。窒素雰囲気下で中身を空けずに投入できるため、廃棄物が引火するリスクを軽減し、火災の危険性を低下できます。また、作業員が廃棄物に触れることなく処理可能なため、様々な有害廃棄物にも対応できます。なお、処理能力は20t/日(200㎏のドラム缶100本分)となります。
加えて、熱量が高い廃棄物を処理することで、化石燃料由来の燃料の使用量低下が見込めることから、カーボンニュートラルに適した低炭素な処理を行うことにもつながります。
当社グループは今後も、多様な廃棄物を安全かつ適正に処理する取り組みを進め、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

エコシステム山陽のFH設備