ニュース
2025年03月10日
東亜環境コーポレーションとの業務提携強化により、廃棄物の再資源化を推進します
DOWAエコシステム株式会社(東京都千代田区、社長:矢内康晴)の100%子会社であるメルテック株式会社(本社:栃木県小山市、代表取締役:鈴木智也、以下「メルテック」)及びメルテックいわき株式会社(本社:福島県いわき市、代表取締役:鈴木智也、以下「メルテックいわき」)は、廃棄物の再資源化をより一層推進するために、株式会社丸玉運送(本社:愛知県東海市、社長:玉山稔章)の100%子会社である株式会社東亜環境コーポレーション(本社:神奈川県海老名市、社長:東浩志、以下「東亜環境コーポレーション」)と、2025年3月3日に業務提携書を締結しました。
メルテック及びメルテックいわきは、一般廃棄物や焼却灰を溶融・冷却・結晶化することで高品質な溶融スラグを製造するほか、焼却灰等に微量に含まれる希少金属を溶融メタルとして回収・再資源化しています。溶融スラグは天然石の代替として使用され、溶融メタルは非鉄製錬原料として再資源化されることにより、廃棄物の埋め立て処分量削減に貢献しています。昨今では、資源循環ニーズの高まりにより、埋め立て処分量の削減に加え、廃棄物の再資源化の重要性がより一層高まっています。
東亜環境コーポレーションは、一般廃棄物・焼却灰の収集運搬事業を主要事業とし、メルテック、メルテックいわきと長期の取引関係にあるとともに、関東圏の多くの自治体との取引実績があります。
今回の業務提携書の締結により、埋め立て処分場の延命化が大きな課題となっている関東を含む都市圏において、安定的な集荷体制を構築するとともに、貨物輸送の効率化等を推進していきます。今後も、3社連携による集荷エリアの拡大や事業拡大にも取り組み、廃棄物の再資源化事業の拡大を通じて持続可能な社会の構築に貢献していきます。