廃棄物処理事業

廃棄物処理事業


エコシステム山陽株式会社

製錬会社ならではの技術の裾野が安全で確実な環境リスクの管理を現実

エコシステム山陽は、鉱山・製錬から発祥したため、単に産業廃棄物を処理するのではなく、積極的に環境リスク管理を代替して、日本と地球の汚染防止を目指しています。

エコシステム山陽株式会社

製錬とは、金属元素が自然に濃縮した地層、すなわち鉱床から鉱石を採取し、物理的・化学的手法を駆使して濃縮スピードを早め、社会に有価金属として引き渡す事業です。おのずと、大規模な自然の改変を伴い、歴史の眼から見れば、環境汚染の発生源ともなりました。それゆえに、汚染防止や環境修復に最初に取り組んだ産業となりました。環境破壊の先駆だったからこそ、環境保全の先駆でもあらねばならないと自覚したからです。

環境保全の先駆たりうる技術とノウハウも集積していました。鉱石から金属を取り出す物理的・化学的手法のミックスは、環境リスクを管理する技術にそのまま応用できたのです。たとえばエコシステム山陽の仕事は廃棄物のサンプルの分析から始まりますが、この分析も、廃棄物のブレンドも、炉の運転も、自動化設計も・・・ほとんどすべてが鉱山製錬技術の賜物です。

一世紀を超える歴史のなかで集積してきたこうした技術の裾野を、環境リスク管理の代替という形で社会に還元するのは、わたしたちの社会的責任と言えるでしょう。だから、エコシステム山陽は、安全に、確実に、産業廃棄物に潜む環境リスクを管理しつづけるのです。



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処理困難な廃棄物も適正に処理できる大規模プラント

2号炉

2号炉

3号炉全景

3号炉全景

ロータリーキルン

ロータリーキルン

ロータリーキルン

廃棄物を高温で完全燃焼させ、ガラス状の固体にスラグ化することができます。重金属を完全に封じ込めるため、溶出の恐れもありません。またキルンへの直接投入も可能で、難処理物やフロンガス等も安全に処理できます。


二次燃焼炉

二次燃焼炉

二次燃焼炉

キルンから出た高温のガスに、廃液を噴霧して燃焼させます。同じに、エアーを吹き込んで旋回流を発生させ、完全燃焼を実現します。この二次燃焼炉での完全燃焼と後述する排ガス処理設備のバグフィルターとで、万全なダイオキシン対策を行っています。


活性炭吸着塔

活性炭吸着塔

活性炭吸着塔

ダイオキシン類専用の特殊吸着剤を充填し、排ガス中に含まれる僅かなダイオキシン類も吸着除去します。これにより、平成14年12月からのダイオキシン類の新排出規制値を十分にクリアしています。


バグフィルター

バグフィルター

バグフィルター

耐久性に優れた目の細かいろ布で排ガス中のダストを捕集し、ろ過させて清浄空気のみが排出されます。また消石灰の吹き込みによりHCIやSOxを大幅に除去しています。



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リサイクルネットワークにおけるエコシステム山陽の取り組み

エコシステム山陽では、マテリアルリサイクル、サーマルリサイクル、廃棄物の活用など積極的に資源の有効活用に取り組んでいます。また施設内の排水はすべて冷材等に使用され、一切施設の外に出ることはない完全なクローズドシステムになっています。

マテリアルリサイクル

分級設備

分級設備

分級設備

燃えがらは分級設備により選別され、一部は製鉄原料やセメント原料になります。またドラム缶は洗浄され製鉄原料になります。


サーマルリサイクル

廃熱ボイラー

廃熱ボイラー

廃熱ボイラー

焼却時の熱エネルギーを蒸気エネルギーに変換し、タービンの動力に活用しています。3号炉使用電力の約65%を補っています。


油水分離

油水分離設備

油水分離設備

油水分離設備

水と油が混在している廃油は、油水分離設備で水と油を分離させて、焼却可能な油分を他社に供給しています。


冷材利用

廃液

廃液

廃液

廃液・土壌など燃えにくい廃棄物は、炉の温度を調整するための冷材として利用しています。



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自らの知恵と経験を積み上げて誕生したISO14001認証工場

地球環境を考えれば、負荷を排出するすべての企業が自ら環境リスクを完璧に管理するのが理想的です。が、完璧な管理は高度な専門技術と不断の技術革新を要求し、また、多品種少量処理になるため、ビジネス存続の条件であるコストの低減にも限界があるのは否めません。そこに、エコシステム山陽が排出企業に代わって、環境リスクを管理する社会的必要性が生じます。

分析作業風景

分析作業風景

ですからエコシステム山陽は単に産業廃棄物を焼却処理するのではありません。産業廃棄物が内包する環境リスクを低減するのはもちろん、処理の過程で自ら環境に与えるリスクをも限りなくゼロに近づける・・・それがエコシステム山陽の存在理由。1998年に、中間処理の世界ではいちはやく環境管理の国際規格であるISO14001の認証を取得したのも、この存在理由を確認するためです。

ちなみにISOの認証は、外部コンサルタントの指導を受けて取得作業を進めるのが一般的。ですが、エコシステム山陽は自らの知恵と経験を積み上げて認証工場になりました。エコシステム山陽が、スタートの当初から環境リスクの管理を見据えていた、例証のひとつと言えます。



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