生物処理・酸化分解・洗浄・加熱処理
油は汚染源直下でLNAPL(Light Non-Aqueous Phase Liquid)を形成し、地下水を介して徐々に広がります。油の成分によっては、地下水に溶解して拡散します。
油は多成分の混合物です。有害物質が含まれており、油膜・油臭の発生など、人の健康、及び周辺環境へ影響を与える可能性があります。
お客様の状況に合わせた適切な対応を提案します。
現地・原位置
生物処理
土壌に生息する微生物をコントロールして、油分解を促進させます。低濃度生分解性の油に対して適用でき、有害な副生成物を発生させずに、低コストかつ低エネルギーで浄化ができます。バイオベンディング、バイオスパーシング※などがあります。
※油で汚染された土壌に空気を送ると共に無機栄養塩などを同時に注入して土壌中の微生物を活性化させて油を分解する方法。
飽和帯に摘要するものをバイオスパーシング、不飽和帯に摘要するものをバイオベンディングといいます。いずれの手法も揚水回収や真空吸引を併用すると効果的です。
化学的酸化分解
汚染範囲に酸化剤を注入して油を化学的に酸化分解します。生物処理より短期間で浄化できます。汚染の濃度・種類によって効果が異なります。
揚水回収
地下水を汲み上げることにより汚染物質を回収します。化学的酸化や生物処理を併用することで浄化効果が上がります。
場外処理
DOWAグループでは現地プラントの設計・施工も行っています。
洗浄処理
油汚染土壌を洗浄処理することにより、油を分解・濃縮することが可能です。油は疎水性であるため、気泡の吹き込みにより油を気泡とともに分離・除去できます。
加熱処理
汚染土壌を400~500度で加熱処理して、油分を揮発させて分離・除去する中温熱処理と、産業廃棄物焼却炉を利用した高温熱処理があります。埋設廃棄物が共存する場合には、高温熱処理で処理します。
東邦ガス株式会社殿 弊社施工により納入(2004年)

